《アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した》読了レビュー

  • 2019.12.15

どうしてこの本を手に取ったのか覚えていないけれど、とても印象に残った本。反面、読み切るのに時間もかかりました。

イギリスの最低賃金労働の現場に潜入したと言う著者のレポートになっており、アマゾン、訪問介護、コールセンター(保険会社)、ウーバーといった現場での働き方や、そういった仕事が蔓延している街の様子の一端を知ることができる本です。

(※原著「HIRED」ではこの4つの章はアマゾン、訪問介護、といったタイトルではなく、街の名前になっています。
Rugeley/Blackpool/South Wales Valleys/London)

文章がとても文学的で、物悲しく、(正直内容は暗いです)、味わい深いものになっているように思いました。そう言う意味では端的に現況を知ると言うよりは、著者の目線を通して現場を知るといった雰囲気になると思います。(訳者の方の力も感じます)

ギグ・エコノミー、移民といったキーワードは日本でも同じことなのかなと思ったりも。

便利なサービスを支えている労働というものが、これが全てではないにしろ、生身の人間がこの本に記載されているようにやっているのだと思うと、ゾッとしますね・・・。

アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂したposted with ヨメレバジェームズ・ブラッドワース/濱野大道 光文社 2019年03月14日

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