《本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる》読了レビュー


 
素敵な表紙の本をいただきました。
タイトルからファッション本のように思うかもしれませんが。

「小さなバッグ」という記載に象徴される、「人生」や「生き方」を考える本です。
上質なものを少しだけという考え方は、最近のミニマリストブームとは少し異なり捨てまくればいいというものではない、ということに気づかせてくれます。
好きなものを大切にしたいな、という気持ちを言語化した書籍だと感じました。
キャリアについても最後の方で触れられておりファッション本というより大人の女性の生き方本だと感じました。
 
先日著者の横田真由子さんのイベントに出席してお話しを聞いた通り、この本での小さなバッグとは人生そのものをさしています。
本から引用します。
 

「小さなバッグ(=有限な自分の人生)には、魂の震えるものしか入れない」という決意でもあるからです。

 
今年のベスト本の一つに入る「エッセンシャル思考」(読んだ感想はこちら)に通じる言葉ですね。
この「持てるものは少しだけ。自分にとって大切なことだけを選択する」ということ、私は今年に入ってようやく納得できるようになりました。
欲しいと思ったものはすべて手にいれたいなあ、何でもやってみたいなあ、と思っていたところがあったんですけれど、本当に手にしたい・やりたいことなのかということですね。
たくさんのものを持つ必要はないのです。
自分にとって本当に価値のあるものを、ほんの少しでいいから持ってください。

この、「自分にとって」というところがポイントだと思います。人によって異なる=自分で決めるしかない、ということだからです。
 
 一体なにが自分にとって大切なのか。
なかなかこれ!とは言えないのですが、本にはそのことについても以下のように書かれています。
自分のやりたいことは、実はそんなにすぐわかるものではありません。「これはやらなくてもいいかな」と思うことを省いていく中で、「わたしは本当はこれがしたかったんだ!」というふうに、徐々に見えてくるものだと思います。
この言葉を励みに、やることやらないことを主体的に選択したいですね。
また、この本では、大切なもの・ことをメンテナンスして長くお付き合いすることについても書かれています。
ものを使い捨てることが習慣になってしまうと、お金もどんどん消費させられてしまうことになる
私は2010年から2011年頃は結構ネット通販にハマって色々買っていました。
買ったはいいけど開けてそのまま捨てた福袋なんかもあります。
まさにお金を消費、さらには時間まで消費していました。
セールも好きだったみたいですね。
参考:2010年7月の記事
 
今はセールには時間がないから、と言って全然行かなくなりました。
通販は今年に入って本当に使わなくなりましたよ~。以前は楽天セールで買ったもの、を更新しようと躍起になりましたが、今は楽天セールがいつなのかも疲れるので把握していません。
一度浪費したから、わかったこともあるかもしれません。
少しずつ、ミニマムリッチなライフスタイルを実現していきたいです。
最後に、この本を読んで手持ちに揃えようと思ったもの。
 
・シルバーのボールペン
→クロスのボールペン持っているのですが、かわいい柄なんですよね~悩みます。
 
ヘアブラシ
→今のはつなぎっていう感じで気に入っていないことは分かっています。
 
メイクブラシ
→現在未使用。
 
化粧ポーチ
→化粧ポーチは一年ごとに取り替えるべし、というコラムをみて、どきっとしました。
気に入ったものを見つけたいです。

 
 

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