読了 情報は全公開できる?『最軽量のマネジメント(山田理)』

  • 2020.12.05

会社に読み終わった本を置いておくコーナーがあり、そこにあった本。サイボウズといえば働きかた改革をしている会社というイメージがあり、どんなマネジメント論なのだろうと気になり手に取りました。この本はサイボウズ取締役の山田さんという方が書かれたものです。

サイボウズが働きかた改革を変えようとしたのは離職率28%もあった2005年のことだそうです。確かに、私が就職した頃、サイボウズといえば離職率が高い、という事で聞いた事があるように思います。そこから現在の離職率4%になるまで、一体何があったのか、その手法について書かれている本です。

情報を公開する覚悟、と誰かついてきてくれるのか?という不安

この本、「最軽量」と謳うだけあって、どうすればマネジャーの仕事を減らせるのかについて書かれていて、マネジメントの仕方については書かれていません。

「情報公開」「説明責任」「質問責任」「100人いたら100通り」

以上が本書を読んで印象に残ったワードです。

特に情報公開については思うところがあります。昭和的なピラミッド組織に長く所属しているせいもあるのですが・・・全部公開したらどうなるんだろうって思います。(※例えば経営会議の資料やら経営計画策定の会議資料やら、そういう系のは私の会社では非公開・アクセス制限付き、です。)

そういえば、昔、サブリーダーだった頃に当時のリーダーにどうして情報を小出しにするんですか?と聞いたら出せない情報もある、と言われたことを思い出します。その時は、そんなものなのかな?と思いながら「わかりますが・・・」と迎合してましたね、完全に。

マネージャーに必要なのは、「スキル」ではなく情報を公開する「覚悟」だと書かれていて、納得はできるのですが、実践できるのだろうか、と考えさせられてしまいました。

情報の公開するということは「頼りにしている」とを伝える事ができるそうで、これはなんだかわかります。しかし、マネージャーが覚悟して情報を公開したからといって、ちゃんとそれに対してリアクションしてくれるような、質問してくれるようなメンバーたちがいるのか、と思ってしまったり、社風がついてくるのかなあとネガティブな気持ちになりました。

本書の中では、イヤホンをつけて仕事する新人に対する意見について社内でオープンに議論がなされた、っていうエピソードが紹介されていますが、おそらく自分の会社ではありえないなと思います。

社内SNSはありますが、活動あまりないですし。

とはいえですね、基本的に情報公開が大切ということを改めて再認識する事ができたので、意識していきたいと思います。100人いれば100通りもですね!

誰かの読んだ本って興味深い

この本、自分で選んだわけではなく、会社の誰かが手に取った本、それを今回偶然読みました。これって結構興味深いなと思います。最近書店にほぼ行かないので、なかなか新しい本との出会いってないんですよね。また、気になった本を手に取ってみたいと考えています。

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